今回ご相談頂いた案件が台風等に備えて2階のサッシにシャッターを設置したいというものでした。
先月、配布させて頂きました弊社「ありがとうだより」の特集記事をご覧いただいたという事です。
11年前に全面改修を行いサッシも入れ替えましたがその時はペアガラスのサッシに新しくなるし特に
雨戸、シャッターはいらないのでは?と考えて2階には付けなかったそうです。
お話を頂きまずは下見させて頂いたところ2階のバルコニーに面しているサッシでサッシの下に
シャッターの下枠が付くスペースが有りません。
通常のリフォームシャッターの場合下枠の取り付けスペースが65㎜は少なくとも必要なのです。
それでもなんとかお役に立ちたいと考え弊社でご提案させて頂いたのがLIXIL社の「土間用シャッター」
これは下枠がいらない『3方向枠納まり』の為今回のご要望にはぴったりでした。
ただし本来リフォーム用の商品ではない為、建物に留める為のビス頭が露出してしまうという点が有ります。
その事をご説明しお施主様のご了解を受けて施工となりました。
現地寸法の確認
バルコニー部の手摺にシャッター枠が当たる為加工して合わせます
水平・垂直を見ながらシャッター枠の設置
シャッター枠上部の建物へのビス止め
本来、土間用シャッターは玄関引戸の前や倉庫入口用サッシ前に設置する為、埋め込み分が有りそこは現地にて
寸法を合わせながら切断加工が必要でした。寸法を合わせてぴったり取り付ける事が出来ました。
バルコニーのデッキ材カバーも切断し合わせました
シャッター本体の取り付け作業
この後、取り付けたシャッター枠の周囲に雨漏り防止の為のシール材を打ち完成です。
2台設置して半日作業でした。
これで台風時の飛来物が当たってもガラス面は守られます。シャッター本体のキズが付いたところ
はその羽の枚数分のみで交換が可能です。
お施主様も「きれいに付きましたね。これで安心です。」と喜んで下さいました。